根付とは
根付の歴史
江戸時代初期、「提げ物」の根元に結び付けられ、着物の帯の上に引っかけて提げられたことから、「根付」と呼ばれたとも言われています。「提げ物」とは、印籠、巾着、煙草入れ、火打ち袋、矢立、煙硝入れなど、小道具を腰から提げて携帯するものの総称です。江戸や京都、大阪、名古屋、伊勢、奈良、丹波、飛騨、岩見といった地域において数々の流派が形成され、材質や意匠、技法において独自の特徴をもった根付が制作されました。
制作技法
1材料の選定
材料を選び、デザインを考案します。デザインが先にできてから、材料選びをすることもあります。
2加工
象牙や鹿の角は「左刃」と呼ばれる刃物を用います。柘植(ツゲ)には更紗用の木版を彫る刀を用います。すべて竹岱亭で使いやすいように手作りしています。
ギャラリー
作品集
工房で作られた作品の一部を掲載しております
1日体験のご案内
根付制作体験
根付を作ることができます。