竹岱亭へようこそ
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竹岱亭とは
はじめての方へ
竹岱亭では、染織(日本古来よりの伝統的な型染め/草木染・手織り等)・和更紗・石彫・木工・金工(彫金・鍛金等)・刃物作り・トンボ玉等多種にわたる工芸、そして染め職人/一甲による伝統ある回り舞台の大幕の制作など、多岐にわたる創作を行っております。
「竹岱亭」名の由来
中国の五山の中でも「たいざん(泰山)」の姿が好きで代表する山という意味あいで屋号の「岱」を決めました。「竹に囲まれた館」を意味します。兵庫県三木市吉川町にある森と竹に囲まれた工房に、自然が大好き・ものづくりが大好きな人達が集います。
竹岱亭/一甲(いっこう)
日本染織文化協会会員
郷土木綿資料館館長
木版更紗 一甲流創元家元
日本豆本協会会員
金属加工で出来ないものは無いと言われ、松下幸之助氏までも訪れた父親の町工場(大阪市内)浅井製作所で金属加工の真髄をたたきこまれる。24歳で独立し、宝石店で加工や修理の実績を身につけた。銀のかんざしを納める時に使う古布に魅せられ、古布の収集から復元までのめり込む。古文書(和染鑑)を師匠に染めを、古布を師匠に型染め/草木染を、骨董の機織り機に織りを学ぶ。大阪市内から八尾市内へ移住し河内木綿を研究、復元し、型染め/草木染は細かい線を特徴とし、伊万里シリーズを自身のテーマ作とした。収集した資料を大阪商業大学へ寄贈し、昭和58年、丹波布の研究・復元を始める為に吉川へ移住。平成に入り、長期に暖めていた木版更紗の制作に着手。全国各地の百貨店等で個展を開くこと49回。阪神淡路大震災直後から個展活動を休止して継承活動に専念を始める。現在は自身の集大成と考えてる木版更紗を広める事を使命としている。木彫り・指物・石彫り・ガラス…世界は広がり続けている。
藤原 一藍(ふじわら・いちあい)
平成7年9月より一甲氏に師事し、染織を学ぶ。現在、伝承活動に励みながら作品創りも行なう。
活動のポリシー
工房では「伝統工芸」を柱とするさまざまな「もの創り」に取り組んでいます。もの創りの原点は、お客様に喜んで頂く事です。そして活動の基本は、お客様からご注文を頂く事です。
代表作
西塩子の回り舞台の大幕
西塩子の回り舞台は茨城県の有形文化財に指定され、江戸時代末期の農村歌舞伎から現在まで使われています。平成13年、茨城県那珂郡大宮町(当時)民俗資料館で木綿の手織りのグループのメンバーがボランティアで大幕の修理の作業中たまたま新調の話が出たのをきっかけに話が進み、文化再興プロジェクト事業にとりあげられました。町内の22団体・個人が協力して木綿を栽培し100kgを収穫。手紡ぎした糸を縦糸に通し、白木綿が織り始められ、大幕の染め職人として竹岱亭一甲に依頼がきました。こうして木綿の栽培→綿繰り→弓打ち→糸紡ぎ→草木染め→手織すべてこなし、平成18年10月28日、第3回定期公演で披露されました。
受賞歴受賞したものの一部を掲載しております
三木湯の山街道土産品
(第5回三木のいいもの発見コンクール)優秀賞受賞
観光グッズ部門応募18点の中から3点の入賞の中に選ばれました。平成19年1月7日-14日に道の駅を訪れた利用客910人の投票と商工会議所役員や地域・観光団体の代表者ら15人による審査で決まりました。
第50回全国推奨観光土産品審査
日本商店連盟会長賞
平成22年2月10日、日本商工会議所と全国観光土産品連盟から「金物をデザインした手染め風呂敷」が表彰されました。
第56回全国推奨観光土産品審査
日本商店連盟会長賞
平成28年2月5日、日本商工会議所と全国観光土産品連盟から「金物をデザインした手染めハンカチ」が表彰されました。
工房案内工房見学や1日体験も可能です
染色工房
彫金工房
定期講座では使用出来ない高温のガスを使用出来るので銀だけでなく金・プラチナの加工も可能です。アクセサリーから飾り細工の置物等伝統的技法まで習得できます。
鍛金工房
銅(ブロンズ)・鉄等を曲げる・叩く・伸ばす・切る・溶かす・つけるといった作業を行い、オブジェや器・様々な飾り金具・家具等の部品・照明器具等作品を作りあげます。
手織り工房
素材は主に木綿そして麻等の天然素材を使用します。草木染めで染まりにくい木綿を選んだんだのは染まりにくいから。その染まりにくい手強い綿を手間暇かけて紡いで・染めて・織って...お洒落に着こなす楽しみがあります。工房で使用している道具はすべて工房手づくりです。